ニューカマーの街を行く
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朝鮮語で書かれた看板、耳をつく言葉は、流暢なソウルの言葉。ニンニクと唐辛子の匂いが当たり前のように香ってくる街が、東京にある。
東京都新宿区・大久保地区には、関東最大のニューカマーの街、コリアタウンが広がる。大久保・柏木地区は5人に1人が外国人。新宿区全体で特別永住資格を持つ外国人が1560人(うち朝鮮・韓国籍が1512人、2006年9月末現在、新宿区役所調べ)、朝鮮・韓国籍が新宿区で1万3404人(同)いることから、その9割近くがニューカマーということになる。多くのニューカマーたちが暮らす背景には何があるのだろうか。街に暮らすさまざまな人たちの姿から「コリアタウン大久保」の現在を探ってみたい。
- ここはソウル!? ミョンドン!? いや、オオクボ!
多くのニューカマーが暮らす理由は、その生活は!? - しっかりしたネットワークを形成/金正男・天池協会会長に聞く
- 留学生を代表しトラブル解決に努力/柳済民・在日韓国留学生連合会会長に聞く
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