ミュージックコートＨＡＮＡ

by アシスタント · 公開済み 2010年1月13日 · 更新済み 2010年5月10日

マスターの崔千晃さん

2007年8月にオープンした。「ミュージックコートとは、音楽を楽しめる場所という意味です」とマスターの崔千晃さんは説明してくれた。この店の特長は、ステージが備え付けられていて生バンドのライブを行っていることだ。出演するのはプロの演奏家もいればアマチュアもいる（プロのライブの時には別途入場料が必要）。ジャンルもフォーク、ジャズ、ブルース、Jポップ、クラシックなど様々。
「開店当初は月に1度しかライブができませんでしたが、今ではライブの常連さんや新たにライブに出たいという人たちが多くいて、月に20回はライブを行っています」と崔さんが言うので、けっこうな人気だ。
取材の日にはたまたまライブがなかったが、電子ピアノと2台のギター、電子ドラムがそろっているので、お客さんが演奏して楽しんでいた。自分が演奏して歌いたいからとライブのない日をねらって来るお客さんもいるとか。
もう一つの特長は、朝鮮料理がリーズナブルに楽しめることだ。夫人の申桃蓮さんが作る料理は家庭的でありながら本格的だ。チヂミやサムギョッサル、チャプチェ、納豆味噌チゲなどの定番料理がラインナップされている。お酒も各種そろっているが、特に面白いのがカフェ酒（550円）というもの。焙煎したコーヒー豆をジンロに漬けて朝鮮の蜂蜜を加えた。
音楽、料理、お酒の3つを同時に楽しめる店だ。