なつかし商店街 柴又ハイカラ横丁
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2004年にオープン。かの「寅さん」の舞台で有名な柴又駅を出てすぐ、柴又帝釈天へと続く参道のはじめに、「柴又ハイカラ横丁」はある。そのユニークな外観に、きっと目がとまること間違いなし。
2階には、「おもちゃ博物館」もある。古い下町をイメージしたレトロな雰囲気漂う店内には、駄菓子やおもちゃ、さらには「男はつらいよ」のマドンナたちのブロマイド写真など、昔なつかしの品がそろう。また、意外にも「ご当地グッズ」が多数置かれている。「観光客の方も多いので、お土産もそろえたんです」と、オーナーの韓永作さんは笑う。土日はもちろん、初詣の時期はとくに忙しくなるという。
幼い頃からレトロな建物や空間が好きだったという韓さん。かつてうどん屋に焼肉屋とほかの商売をしていたこともあったが、「自分の好きなことをやってみよう」と一念発起。昔ながらの懐かしさいっぱいな店づくりを手がけた。近所の人たちの古い持ち物を借りにいったり、問屋まわりをしながら店内に置く物を収集していく過程は、実に楽しかったそうだ。子どもから大人まで客層はさまざま。中には昔を懐かしんで話しかけてくれる人もいるそうだ。
「これから店を大きくするとかは考えてないけど、長くやっていけたらいいかな。気ままに楽しみながら店をしています」と韓さんは話していた。
柴又ハイカラ横丁
〒125-0052 東京都葛飾区柴又7-3-12
tel.03-3673-9627
営業時間 10時~19時
定休日 火曜日(祝日等の場合翌平日) ※柴又おもちゃ博物館 土日祝のみ開館