『Weabak:外泊』(ウェバク)上映&トークライブ 「非正規労働保護法」施行の前夜
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人間の尊厳もとめる女性たちのたたかいを描いた必見のドキュメンタリー『Weabak:外泊』(ウェバク)上映&トークライブ 「非正規労働保護法」施行の前夜。それは女性たちが、結婚してから初めて「外泊」した日だ。法施行を前に、大手スーパーのホームエバー社は、女性労働者が大半を占めるパートを大量解雇した。その差別的扱いに怒った女性たちはレジカウンターを占拠し、店内に毛布を敷きつめ、泊まり込みを開始。『Weabak:外泊』(ウェバク)(監督:キム・ミレ/韓国/2009/73 分/日本語字幕付/日本語字幕制作:FAV連連影展)上映&トークライブ
日程:7月25日(日)、開始時刻
(1)12時~(上映)、13時20分~トークライブ(働く現場からの声)
(2)15時~(上映)、16時20分~トークライブ(働く現場からの声)トーク:遠藤礼子さん(大学非常勤講師・「外泊」関西上映委員会・均等待遇アクション21京都メンバー)
会場:ひと・まち交流館 京都 第5会議室(3階)(河原町五条下がる東側) 075-354-8711
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
京阪「清水五条」駅下車徒歩8分/地下鉄烏丸線「五条」駅下車徒歩10 分
料金:一般1,000円 学生・フリーター・失業者・シニア800円
映画の紹介『Weabak:外泊』(ウェバク)
情報ページ http://film.weabak.info/
2007年6月30日夜、500人の女性労働者たちが韓国ワールドカップ競技場にあるホームエバー・ハイパーマーケットのカウンターを占拠した。翌7月1日「非正規職保護法」が施行。ホームエバーを経営するイーランドグループは、レジ係の外注化や新賃金体系で、差別を固定化しようとしていた。非正規、正規の女性労働者たちはその差別的扱いに怒り、立ち上がったのだ。 『Weabak:外泊』は510日間続いた女性労働者たちの闘いを描く。女性たちはマーケットに毛布を敷きつめ、家を離れ、「外泊(泊まり込み)」を始めた。食料を持ち寄り調理し、互いの思いを語り合う。歌い、踊り、泣き、笑い、労働闘争はいつしか家族的役割からの解放の場を生み出す。
【キム・ミレ監督】1964年生まれ。労働問題を通して韓国社会の現実を撮り続けてきた。代表作品に『We Are Workers Or Not ?(労働者だ、違う)』(2003)、『NoGaDa(土方)』(2005)などがある。『Weabak:外泊』は第11回ソウル国際女性映画祭(2009)、第14回釜山国際映画祭(2009)、山形国際ドキュメンタリー映画祭(2009)で上映。
主 催:「外泊―ウェバク」をみる会・京都
問合せ:075-344-2371(マタガワさん)
参加団体:「きょうとユニオン」・「ピースムービーメント実行委員会」・「ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー」