宮崎郷土料理 日南館別館
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地方の素材を東京で楽しむ一軒屋ダイニング
JR・東京メトロ飯田橋駅から徒歩3分。神楽坂から細い路地を入ると、おもむきのある黒壁の外観の2階建て一軒家が現れる。宮崎県日南の食材を東京で楽しめる「地産東消」(地元で生産して東京で消費するという意味)ダイニングというコンセプトで、昨年11月にオープンした日南館別館。メディアにも取り上げられる人気店だ。
オーナーである金成樹さん(32)は飲食店のフランチャイズ支援事業を手がける株式会社ドリームシェアの代表取締役。日南市にある本館は、みやざき地鶏専門店「じとっこ」などを展開するAPカンパニーが運営する地元農場直営の店舗だ。同社が成樹さんの会社とパートナー関係にあること、そして地元の食材に対する生産者の熱い思いに感銘を受けて別館出店を思い立った。
お店のウリは何といっても、地頭鶏(じとっこ)をはじめ、日南の自然に育まれた産地直送の食材を独自にアレンジした料理を楽しめること。宮崎の名物料理「じとっこ焼き」をはじめ、宮崎牛の小腸のみを使い、地頭鶏のスープで炊いた塩もつ鍋など素材のよさを堪能できるものを豊富に用意している。お酒も宮崎産にこだわった。酒蔵を1軒1軒回り、選りすぐった銘柄を中心に取り揃えている。
「郷土料理の店といっても、内容がともなっていない所も多い。地元の人たちがつくったいいもの、本物を提供したかった」と成樹さん。老舗が多く、食のレベルも高い神楽坂で、今後も広く愛される店づくりを目指している。
メニュー
- じとっこ焼き(中) 1380円
- 塩もつ鍋(一人前) 1280円
- チキン南蛮 750円
- 地頭鶏レバーのムースパテ 750円
- 飫肥の天ぷら 500円
- 肉巻きおにぎり 320円など
日南館別館
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂2-10
Tel.03-5206-5739
営業時間 (月~金)17時~24時 (土)15時~24時 (日・祝)15時~23時
定休日:臨時休業を除いて年中無休