特集:「イクメン・アッパ」急増中!
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イクメンとは、子育てを楽しみながら人生を送っている男性のことで、社会的にも注目が集まっている言葉です。同胞社会でも「イクメン・アッパ」は確かに増えており、家族や地域社会、子どもを巡る環境を大きく変えていく頼もしい存在ではないでしょうか? 子育て環境が厳しいと言われるこの時代、オンマや可愛いわが子に惜しみない愛情を注ぐ「イクメン・アッパ」に注目です!
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裵淳哲さん(山口県下関市在住)
淳哲さん(36)は、子育てに奮闘するアッパとしての一面も持つ。
子どもはなんとかわいい娘4人! のん気でマイペースな長女・梨瑛ちゃん(10)、しっかり者でときに寂しがりやな次女・美瑛ちゃん(8)、甘えん坊でオンマっ子な三女・時瑛ちゃん(5)、一番おてんばな末っ子・記瑛ちゃん(3)。4人そろうと、なんともにぎやかで、知らぬ間にケンカもはじまる。
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高龍辰さん(東京都練馬区在住)
焼肉店の店長を務める高龍辰さんの帰宅は遅い。帰宅時間は夜中の2時。就寝するのは4時になるという。それでもその日の朝8時には、子どもたちが大好きなアッパを起こしに来る。 「アッパがいるときは、子どもたちはアッパの側から離れません」と微笑む妻の辛華順さん。高さんがいるときの食事は、長女の潤那ちゃんと長男の辰宇くんが高さんの左右に必ず座る。
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呉昌廣さん(千葉県船橋市在住)
清掃業は重労働で朝も早く、休日も不定期。しかし、「家にいる間はできる限りのことをしてあげたい」と、普段から育児に積極的だ。掃除などの家事はもちろん、子どもをお風呂に入れてあげたり、散髪もしてあげる。元教員らしく、勉強を教えるのもお手のものだ。
あなたは子育てをしていますか?
男性の子育てに関するアンケート
1世や2世の時代の同胞社会は封建的で、「子育ては女性がするもの」という考え方が幅を利かせていました。果たして今の同胞男性たちは、どうでしょうか? 普段子育てにどれだけ取り組んでいるのか? 具体的に何をしているのか? 子育てに対する考え方は? 幼い子どもを持つ同胞男女(一部、日本人アッパ、オンマも)に子育てについてアンケートをお願いしました。
妻を「産後うつ」にさせないのは、夫しだい
金順煕
出産後の母親は、身体的及び環境の変化に加え、育児ストレス、疲労も重なり、精神障害が生じやすいといわれています。…初産なら、自分の時間がなくなり、慣れない育児に追われることになりますし、二人目以降でも、いわば二つの台風に振り回されることになるわけですから、その身体的・精神的負担は相当なものになります。
イクメンの極意・ファザーリングジャパンの安藤哲也さんに聞く
父親の笑顔が増えれば、子どもはもっと大切にできる
子育てに困難が多いといわれるこの時代、2006年に父親の育児参加を促すためのNPO「ファザーリングジャパン」(FJ、東京都文京区)を立ち上げたパパ有志たちがいます。代表理事の安藤哲也さん(48)は、3人の子育てを楽しみながら父親たちの笑顔を増やしたいと奮闘している一人。安藤さんに「イクメンの極意」を聞きました。
月刊誌イオでの特集掲載内容
- イクメンFile 01 裵淳哲さん
- イクメンFile 02 高龍辰さん
- イクメンFile03 呉昌廣さん
- あなたは子育てをしていますか?男性の子育てに関するアンケート
- 妻を「産後うつ」にさせないのは、夫しだい
- 父親の笑顔が増えれば、子どもはもっと大切にできる