「裕人のために」、友情の親善試合
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大阪朝高と日本の高校選抜が対戦
花園途中退場の悔しさ、最後は笑顔でノーサイド

試合前の記念撮影に臨む両チームの選手たち。親善試合ということで、みなリラックスした表情だ。敵味方入り混じって、笑顔でポーズ
今年の第90回全国高校ラグビー選手権大会の2回戦で頭部を強打、脳しんとうと診断され、以降の試合に出場できなかった大阪朝鮮高級学校の権裕人選手(3年)のための親善試合が1月22日、兵庫県西宮市の関西学院大学第2フィールドで行われた。権選手のために準備された「もう一つの花園」。彼に最後の花道を飾らせてあげたいという大阪朝高ラグビー部・呉英吉監督の呼びかけに、権選手と交流がある日本の各校の選手が応じて実現した。試合は大阪朝高3年生チームが21-10で勝利。権選手は仲間やライバルとともに高校ラグビー最後の試合を楽しんだ。

試合前半、味方のパスを受けて高校選抜チームのディフェンスラインを突破し、笑顔でインゴールにボールを運ぶ大阪朝高の権裕人選手