金日成主席生誕100年
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今年の4月15日は、朝鮮民主主義人民共和国の金日成主席生誕100周年に当たる。植民地時代、朝鮮の解放のため抗日武装闘争を繰り広げ、解放後は朝鮮民主主義人民共和国を創建し社会主義大国を築き上げた。
それだけでなく、教育援助費と奨学金に代表されるように、その生涯は在日同胞への愛情と配慮に満ちたものだった。また、日本との国交正常化を大きな課題とし、多くの日本人士と会見し交流を深めた。
生誕100年に際し、人々の心に残る金日成主席を語ってもらった。
●エッセイ 主席と共にあった私の人生
卞宰洙●文芸評論家
私が名古屋市で生れたのは1932年10月10日であった。この年は20歳の若さで金日成主席が抗日遊撃隊(朝鮮人民革命軍)を創建した歴史的な年であり、10月10日は主席が朝鮮労働党を創建した記念日である。なぜか、これが偶然のような気がしない。
●私の人生を変えた主席との出会い
清水澄子
約40年に渡り日朝の連帯、朝鮮の自主的平和統一のための運動を続けてきた清水澄子さん。そのなかで朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)を何度も訪問してきた。金日成主席生誕100周年記念日本準備委員会委員長も務めた清水さんに金日成主席の思い出を語ってもらった。