2012 朝鮮
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2012年―朝鮮民主主義人民共和国にとって特別な意味を持つ年です。建国の父・金日成主席の生誕100年にあたる今年(4月15日)に「強盛国家の大門を開く」と宣言した朝鮮。厳しい時代を乗り越え、2012年4月を迎える朝鮮の人びとの思いと、近年、目まぐるしい変ぼうをとげる平壌を中心とした朝鮮のいまを紹介します。
●2012年4月を迎える私の思い
●首都建設住環境の改善へ一大プロジェクト平壌市10万世帯住宅建設
朝鮮は金日成主席生誕100年にあたる2012年に「強盛国家の大門を開く」ことを
目標として掲げてきた。首都・平壌ではここ数年、10万世帯住宅建設をはじめとする
さまざまな建設事業が推し進められてきた。4月の完工を前に、工事はさらに急ピッチで進められている。
●文化
国内最高峰にリニューアル国立演劇劇場
5.1chサラウンドで迫力の音楽を
ハナ音楽情報センター
いま朝鮮では、人民生活のあらゆる分野で世界的なすう勢を取り入れようという動きが活発だ。文化・芸術分野でもそのような流れの下、現代的な施設が続々と建設されている。一方で、国内の現実をテーマにした演劇や映画もヒットし、大きな話題となった。
●経済・生活
高まる国産品の人気、競争で品質向上
平壌第1百貨店
話題のスーパーマーケット光復地区商業中心
人びとの生活レベルを計るバロメーターの一つとなるのが、商店に陳列される品物の質と量だ。国内最大級のデパートと新たにオープンしたスーパーマーケットを訪れると、びっしりと商品が並べられた店内はにぎわいを見せていた。
●経済復興の槌音は地方から
「2012年構想」結実に向けて金日成主席生誕100年を迎える2012年に「強盛国家」の扉を開くという国家的プロジェクトの実現にまい進する朝鮮。平壌ばかりに目が向きがちだが、「2012年構想」は首都から離れた地方の取り組みによっても担われている。
- 千里馬製鋼連合企業所
- 咸鏡南道
- 煕川発電所
イタリア料理専門食堂
市民たちの暮らしレポート
朝鮮の「ワカモノ」像!
平壌ではお気に入りのファッションに身を包み、携帯電話で楽しそうにやりとりする若者たちの姿をよく見かけます。街を行き交う若者たちは普段どのような生活を送っているのでしょうか。市内在住の女の子たちと携帯電話&ファッション事情を話し合いながら、今どきの若者像を探りました。
- 携帯電話編「端末買うのも支払いも親」
- ファッション編「ヒール靴は絶対」