大阪市城東区・大黒天らーめん
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大黒天らーめんは、韓明浩さん(37)、韓崇浩さん兄弟が二人三脚で切り盛りするラーメン店だ。2年前に明浩さんがお店を譲り受ける形で始め、明浩さんが社長を、崇浩さんが店長を務める。
ラーメンのベースとなるスープは豚骨。豚骨に鶏の足を加えて煮込む。「お店を開けている間、ずっと火にかけているので15時間は煮込んでいます」と崇浩さん。そこにニンニク、タマネギを背脂でこんがりと揚げたものを加えて香ばしさを出している。麺は開店前から試行錯誤を繰り返してきた。一般的に豚骨スープには細麺を使い玉子麺は合わないとされているそうだが、ここではあえて玉子麺を使用し独特の喉越しを実現させている。常連さんに人気の赤らーめんは、コチュジャンと北海道の味噌を合わせて加えた一品で、辛さがクセになる。崇浩さんは、「少しの手間隙がグンと味を良くするんです」と言う。
チャーシューにもこだわりがある。「とにかく柔らかくなるまで煮込みます」(崇浩さん)というチャーシューは、スープで3時間ほど煮込んだあと、しょうゆベースの特性ダレでまた煮込む。2度煮込まれたチャーシューはトロトロの柔らかさ。チャーシューと餃子はテイクアウトもできるのでうれしい。
「気楽に入ってもらって、お腹がいっぱいになり、満足して帰ってもらう、それが一番うれしい」と崇浩さんは語る。煮干らーめんやカレーらーめんなど、メニューに載っていない「裏メニュー」の一品もあるそうで、崇浩さんに頼んでみてはいかがか。
お店は地下鉄深江橋を降りて、15メートルほどのところにあり立地は抜群だ。
大黒天らーめん DATA
〒536-0021
大阪市城東区諏訪4-4-1
tel.06-6962-5672
営業時間:11:30~24:00(日祝は23:00まで)
定休日:第3月曜日
メニュー DATA
大黒天らーめん650円、赤らーめん750円、チャーシュー麺950円、味玉らーめん750円、つけ麺800円、替玉150円、焼豚丼600円、すじマヨ丼380円、手作り餃子280円、ランチAセット(らーめん+ライス)750円