3世、同胞社会を語る
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1世紀にまたがる「在日史」。朝鮮半島と日本の狭間で揺れ動かされながらも、
いつの時代も自らの手で人生を切り拓いてきたのが、
私たちの在日同胞社会です。その信念とバイタリティを受け継ぎ今日、
それぞれの場所でそれぞれの役割を担う同胞3世たちが、
同胞社会の明日を語ります。エナジーみなぎる3世たちの
メッセージとともに、2013年「イオ」新年号を皆さまに届けます。
エッセイ もう一度、生まれ変わったとしても
―自分の立ち位置を知り役割をまっとうする
琴基徹●本誌編集長
3世は発信する
●子どもが安心できる、民族教育の土台作りを
康哲敏さん(41) 東京朝鮮第1初中級学校校長
●「在日の看板」背負う若き商工人として
金太竜さん(41) (株)南大門ホールディングス代表取締役社長
●朝鮮学校の法的地位問題を解決したい
具良鈺さん(30) 弁護士
●植物病理学に貢献し、「食」に不自由しない世界を
玄康洙さん(33) 理化学研究所特別研究員
●料理を通じて人々に喜びを
朴順蓮さん(35) 料理家
●「同胞代表チーム」、プライド背負い ピッチへ
黄永宗さん(32) FC KOREA監督兼選手
●「性=生教育」から、同胞社会にアプローチ
崔賀英さん(24) 助産師
●同胞文化の担い手、世界を見すえて
河弘哲さん(33) 広島朝鮮歌舞団団長、歌手・作曲家
対談 同胞社会の未来と可能性を信じて
―私たちが立つ場所
金成吉(在日本朝鮮青年同盟宮城県本部委員長兼朝青東北地方委員会委員長)
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金優綺(在日本朝鮮人人権協会事務局員、朝鮮大学校非常勤講師)
専従活動家として在日同胞の権利擁護と生活サポートに携わる、
3世の金成吉さん(30)、金優綺さん(28)の二人に、
日々の活動や在日同胞社会への思い、今後の課題を語ってもらった。