山口県下関地域青商会
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第2回ウリ民族フォーラム(1997年)を開催した諸先輩の精神を引き継ぎ、2008年10月に再結成された下関地域青商会は「すべては次世代のために」という再結成当時のスローガンのもと地域同胞社会の活性化に取り組んできた。
再結成から5年連続で開催している家族間交流イベントの「クリスマス会」は同青商会の恒例行事となり、今では参加者も100人を超える。また、県内唯一の朝鮮学校である山口朝鮮初中級学校を守ろうと、第1回「イオカップ」(従来のチャリティゴルフコンペを昨年から県青商会が主催しているもの)の成功に全面協力。今年1月には継続的に運営してきた「下関青年商工人親睦会」の収益金を使い、学校にテントを寄贈した。ほかにも、「下関トンポトンネ納涼祭」や金剛山歌劇団公演の広告集めに寄与している。
同青商会では2年前から部会を設置し、会員たちのさまざまなニーズに応える挑戦を続けている。会員拡大の取り組みとして、2011年にKYCゴルフサークルを発足させ、会員同士や青年同盟世代の若者たちとの交流を深めている。同胞結婚成就のために独身男女の出会いの場も数回設け、今後も力を入れていく方針だ。昨年には経済サポート事業の一環である「山口コリアンビジネスワークショップ・アプロ」の発足に貢献。月1回の勉強会には多くの会員が参加している。このような活動が評価され、下関青商会は昨年の中央青商会第15期総会において「特別KYC賞」を受賞された。