愛媛県青商会
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まだ4年目の若輩団体だが、「県下30代同胞青年たちのネットワーク構築と民族教育発展のため今やれることをしよう!」を合言葉に活動しており、県内の同胞団体で一番の動員力(年2回の大きなイベントに延べ300人以上)を誇る。
財政も、広告事業など一味違った活動でまかなっている。 幹事たちのほとんどが朝鮮学校出身で、民族教育への関心が高いのが愛媛青商会の特徴。2010年から毎年夏に行われている中四国地方の合同行事「ピカピカ・ミレキャンプ」への参加率は高く、四国朝鮮初中級学校(松山市)で毎年行われる1日体験入学にも幹事たちの子どもはこぞって参加している。
特徴的なイベントは、毎年夏に行われる「セセデ夕涼会」で、今年で4回目を迎える。第1回、第2回ともに松山市から1時間ほど離れた、会員が経営するフットサル場を無料開放してもらい、約100人が集まった。昨年の第3回は四国朝鮮初中級学校の運動場で行われ、多くの日本の友人たちも一緒に楽しいひと時を送ろうという趣旨のもと、250人を越す同胞と日本人が集まった。
まだまだ実績は少ないが、「コッポンオリ(子どもたち)」と愛媛同胞社会の未来のためがんばろうという決意は強い。今年秋には青商会世代の同胞を対象にした四国地方合同のイベントを企画中だ。