京都朝鮮初級学校の新校舎が竣工
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京都朝鮮初級学校の新校舎が竣工
今後50年、100年の京都民族教育の拠点に
京都同胞の思いが結集
京都朝鮮初級学校(京都市伏見区、以下京都初級)の新校舎が3月に完成し、5月19日、新校舎竣工式が同校で行われた。竣工式には、児童や学校関係者、同胞や来賓の日本人ら約1000人が参加し、新校舎の完成を喜んだ。
素晴らしい校舎
新校舎は、京都・醍醐の風光明媚な場所に建つ。世界遺産の醍醐寺も近い。そして、何よりも校舎をはじめ施設が立派だ。総敷地面積は約1万3400坪、東京ドームとほぼ同じ広さ。そこに校舎とメイングラウンド(約3070坪)、サブグラウンド(約820坪)が配置されている。メイングラウンドはサッカーの公式戦が悠々行える広さだ。
校舎は2階建てで、1階が約430坪、2階が約290坪。校舎の中に約228坪の体育館がある。付属幼稚班は初級部と体育館をはさんだ場所にあり独立した運営ができるよう配慮されている。教室間は広いオープンスペースがとられ、ソファーや本棚が置かれている。太陽光発電やエレベーターも設置されており、採光など子どもたちが学ぶ環境にも十分に配慮されている。震度8の地震にも耐える強度も自慢だ。
新校舎建設委員会が発足したのが2011年9月30日、83人の建設委員を中心に京都の同胞たちが建設のために奔走してきた。