北陸地方青商会
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2012年11月に福井、石川、富山の3県合同という形で結成された北陸地方青商会。「30代同胞青年のネットワークを構築し、北陸地方の同胞社会や民族教育をバックアップしていこう!」を目標に掲げ活動している。
隔月に開催される常任幹事会は遠距離をものともせず毎回各県の持ち回り開催という形で行われている。
今年3月には結成後初のイベントとして、北陸の一般同胞対象のオープンセミナーを開催した。「新在留管理制度」について愛知の同胞弁護士を講師に招聘して催された同セミナーには、同胞のみならず在日ブラジル人や日本人も多く参加し、好評を博した。北陸では異例の85人の参加者が集った。
また、広大な北陸の地での同胞社会、30代青年のネットワーク構築を目的に「北陸同胞メールマガジン」も定期的に配信している。
最近の活躍の場は、5月に北陸朝鮮初中級学校で行われた「ヘバラギ学園」だった。東海地方のすべての朝鮮学校の初級部高学年児童たちが集い、2泊3日の日程で開催された同イベントでは北陸青商会が実行委員の中心となり、財政からイベントの準備、当日の運営にいたるまで大きな役割を果たした。
結成してまだ日が浅いが、子どもたちと北陸同胞社会のためにがんばろうという気持ちは強い。メンバーらは、今後も地に足をつけた活動を行っていこうと意気込んでいる。