ストックホルムでの対話
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十月二十五日から三十一日の一週間、スウェーデンの首都ストックホルムに滞在しました。 駐日スウェーデン大使のラーシュ・ヴァリエさんから「今年スウェーデンへいらっしゃいませんか」とご招待をいただき、ストックホルム大学・東洋学部日本学科の学生たちとのディスカッションと、ダンス博物館での講演が実現したのです。 ヴァリエ大使は、十四年前にわたしの「潮合い」という短編をスウェーデン語に翻訳してくださった方で、リトアニア、韓国に大使として赴任されて、二〇一一年にスウェーデン大使として日本に戻ってこられました。
リュウ・ミリ●作家
1968年生まれ。神奈川県出身。鎌倉市在住。1993年、「魚の祭」で第37回岸田戯曲賞受賞。1997年、「家族シネマ」で第116回芥川賞受賞。2008年10月、朝鮮民主主義人民共和国を訪問。近著に「自殺の国」がある。