東京都内で「高校無償化」適用を求める各集会
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あげ続ける声、決して断ち切れない鎖に
2013年12月15日、東京朝鮮中高級学校で「朝鮮学園を支援する会 全国交流会」が開かれ、各地での朝鮮学園支援の取り組みが報告された。
また、20日の「金曜行動」では1600人が文科省前に集まり、所属・団体を越えて大規模な抗議活動を繰り広げた。
朝鮮学校の「高校無償化」除外から4年、市民があげ続けた声は断ち切ることのできない連帯の鎖に変わろうとしている。
12月15日の「朝鮮学園を支援する会全国交流会」には日本各地の代表者や同胞、朝鮮学園関係者、日本市民ら230人以上が駆けつけた。また、一橋大学の田中宏名誉教授のほか、米国の反戦反差別人権団体「ANSWER」からブライアン・ベッカー事務総長とマラ・バーヘイデン・ヒリアード国際人権弁護士も参加。連帯のあいさつをした。
12月20日、文部科学省では2013年最後の「金曜行動」に先立ち、朝鮮大学生の代表らが安倍首相と下村文部科学大臣に宛てた「高校無償化」の制度適用を求める要望書を提出。また、4人が抗議文を朗読した。
要望書提出が終わると、本格的に抗議活動が始まった。朝大生、朝高生、保護者、日本市民、同胞ら1600人が幾重にも列を連ね、声を合わせ制度適用を訴えた。