06. 大分
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8年ぶりに地元からウリハッキョへ!吉報を追い風に新しい土台づくりを
九州地方で福岡県に次ぐ同胞集住地域。約2300人のトンポたちが暮らす大分県には歴史的にウリハッキョがなく、かつて子どもらは県をまたいで寮生活をしながら福岡のハッキョに通っていた。最も多かった1970年代後半には100人以上の児童・生徒を県下からウリハッキョに送り出していたが、2006年を最後に近年は途絶えていた。
そんな中、今年、8年ぶりに大分の生徒がウリハッキョに入るという吉報が県内を駆け巡った。新学期を前に大分を訪れると、トンポたちはこぞってこの話題を取り上げては、自分のことのように喜び、祝福していた。