進化するウリ教育
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社会の変化に合わせて、朝鮮学校の教育内容も日々、進化発展しています。2018年度の本格導入を目指し教育のICT化への取り組みがすでに始まっています。また、教科書は2013年4月から改編作業が始まり、今年4月からは中級部の理科、数学が全面改編、中級部英語と初級部日本語(2、4、5年)の4科目が一部改編されました。進化する民族教育を紹介します。
ICT化のモデル校目指す埼玉初中
埼玉朝鮮初中級学校(さいたま市)は、昨年4月からICT化推進協議会を設置し教育のICT化を進めてきた。全面的にバックアップしたのは埼玉県青商会。タブレットPC35台を4月に導入、教員たちがまず学び使えるようにし、授業に初歩的に利用していった。ICT化の取り組みから1年以上が経った6月、同校を訪れた。
変わったよ♪
ウリハッキョ教科書・中級部
2013年4月から始まったウリハッキョの教科書改編作業。今年4月には、中級部の理科、数学(各1、2、3年)が10年ぶりに全面改編され、中級部英語と初級部日本語(2、4、5年)の4科目が一部改編されました。いずれの科目も、日本や世界の教育の流れを主体的に取り入れ、生徒たちが自分の頭で考え、学べるよう内容を改めています。
●英語:異文化理解へ、自立的な学習者を/週4→5時間へ/語彙数は1000→1200
●理科:自然と科学への興味、くすぐりたい/物理、化学、生物、地学の基礎をしっかり
● 数学:Realistic Math―実生活への応用へ/生徒の幅とらえ、細かいステップで