茨城県中央地域青商会
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DATA
同胞数:2200人
事務所の所在地:水戸市千波町
管轄地域:水戸市、ひたちなか市、鹿島市など
定期活動:月1回の幹事会
主な名物、観光地:偕楽園、水戸黄門、納豆
県内では2番目の地域青商会として2011年4月16日に結成された茨城県中央地域青商会。2011年4月といえば東日本大震災の1ヵ月後だ。
震災から3週間が経った後、県幹事と中央地域青商会結成準備委員らが会議を開き、結成総会をやるかやらないか何度も議論を重ねた。実際、当時は会員の多くが営む遊技業や飲食業のほとんどが営業を再開できておらず、大きな余震も頻繁に起きている時期で、一人ひとりの生活自体が不安定な状態だった。
しかし、議論では「こういう時期だからこそ、いち早く地域青商会を立ち上げて学校復旧に貢献しよう」「大変な会員、同胞に元気を与えるためにも延期はできない」などの前向きで力強い意見が出され、全員が立ち上げを支持した。
宿泊場所の手配ができず、また余震の影響でいつ電車が止まるかもわからない状況ということもあり、結成総会には県内の参加者25人が集いスタートを切った。
2期目に入った現在は幹事陣営も充実され、県内でも牽引的役割を果たす地域青商会となった。最近ではウリハッキョ寄宿舎生への「夜食サービス」、「朝青卒業生祝賀モイム」、支部・朝青と共催して「フットサルモイム」を開くなど、同胞生活サポートの面で重要な役割を果たしている。