【特集】朝鮮麺料理の世界
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麺料理は、朝鮮半島で古くから愛されてきました。今月号の特集では、朝鮮半島での麺のルーツと歴史、平壌の最新「麺事情」のほか、家庭で簡単に作れる麺レシピを紹介しています。バラエティ豊かな朝鮮麺料理の世界へ、いざ!
朝鮮半島麺のルーツを旅する
発祥と歴史、伝播
金才順 ●フードライター
ウリ麺レシピ
朝鮮の麺料理を家庭でも作れる、本格レシピを集めました。
混ぜて食べるもの、かけて食べるもの、すくって食べるもの、和えて食べるもの。
この夏、朝鮮の麺料理を極めてみては?
●ピビンタンミョン/チャジャン麺/スジェビ
【作ってくれた人】
朴慧栄さん
ぱく・へよん●1966年、江原道春川生まれ。幼い頃から母に教わり料理に親しむ。7年前に日本に渡り、3年前にオープンしたカナダラクッキングの講師を務める。好きな麺料理は「ピビンマックッス」と「スジェビ」。教室では、身体にやさしく美味しい韓国料理を教えている。
「韓国料理教室 カナダラクッキング」
朴慧栄さんが、様々な本場の韓国料理を週5日ほどで教えている。
詳しくはホームページをご覧ください。http://www.ehiroba.jp/kcc/index.html
●ピビン麺(ピビン麺のレシピは、東京・渋谷の朝鮮料理店「ナルゲ」代表の金徳子さん)
●肉そうめん/薬念かけひやむぎ/豆乳麺/イカ炒めのそうめん和え
【作ってくれた人】
金慶齢さん(薬膳料理家、薬剤師)
肉入りの温麺は、咸鏡道出身のオモニが幼い頃に作ってくれた思い出の味。暑い夏の定番料理を汗をかきながら、よく食べたそうだ。
「残暑の厳しい時期に、体に熱がこもると、不眠になったり、動悸が出やすくなります。夏野菜で熱を逃がし、気を補う大豆や食欲が進むヤンニョムで残暑を乗り切りましょう」
完食! ピョンヤン麺道中記
朝鮮の最新「麺事情」を探る
平壌市民に広く愛される、言わずと知れた麺の王様、冷麺。でも今回ばかりは脇によけてもらおう。
朝鮮の人々は冷麺以外にどんな麺を食べているの? 家庭で一般的な麺料理は? 朝鮮の最新の「麺事情」を現地で探ってみた。
カナダラクッキングに学ぶ! 簡単・あさりカルグッスの作り方
前頁で多彩なレシピを紹介してくださったカナダラクッキングの朴慧栄講師に、朝鮮半島の代表的な手打ち麺・カルグッスを作る方法を伝授してもらいましょう!