暑い夏は、熱い料理で コムタン
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コムタン
材料(作りやすい量、6リットルの鍋)
牛テール肉 | 2㎏ |
しょうゆ | 大さじ8 |
酒 | 大さじ6 |
おろしショウガ、おろしニンニク | 少々 |
粗挽きコショウ | 少々 |
作り方
- 鍋に生のテール肉を入れ、ひたひたの水を入れ、10分ほど煮込む。アクがでてきたら、ゆでこぼす。これで肉の臭みが取れる。
- ①鍋に①の肉、水5~6リットルを加え、沸騰したらアクを取り、ふたをして3時間ほど、弱火で煮込む。30分ごとにふたを開け、アクや油を取りのぞく。
- 3時間ほど煮込むと、肉が柔らかくなってくる。テールを煮たい数だけ、別の鍋に取りだす。この時、骨ははずさない。
- ③の肉に、②のスープを1リットル加え、酒大さじ3、しょうゆ大さじ3を回し入れて弱火で煮込む。
- 10分たったら、ショウガ、ニンニク、酒大さじ3、しょうゆ大さじ5、粗挽きコショウを加え、味を調える。好みでシイタケ、コンニャクを入れて煮込んでもよい。仕上げに白髪ネギを添えたら完成。 ※残りのたくさんのスープは、はずした骨を入れてさらに1時間弱ほど煮込むと、真っ白なスープに仕上がる。コムタンスープ、ワカメスープや卵スープにも利用できる。
作ってくれた人
康延喜さん(55)
1960年生まれ。両親は済州島の出身。年に13回、祭祀があったそうで、手伝う過程で料理が好きになった。「結婚後は、慶尚道出身のシオモニのお店を手伝いながら、料理を習いました。テールスープもその一つ。夏に食べるレングックは、済州島は味噌味なのですが、嫁ぎ先で作った時は驚かれましたね」と笑う。朝鮮商工会館、東京朝鮮中高級学校、朝鮮出版会館の食堂で勤務。調理師免許も持つ。埼玉県在住。