“同胞たちが集結し、新たな一歩を” 朝大創立60周年記念大祝祭
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朝鮮大学校創立60周年を祝う記念大会が5月28日、記念大祝祭が29日、東京都小平市の同校で開かれた。大祝祭には、朝鮮大学校学生・卒業生、日本全国の朝鮮高校生をはじめとする朝鮮学校生徒、同胞ら総勢7000人が訪れた。
洪南基実行委員長(朝大同窓会会長)は大会当日、「校内にそびえたつ木1本にも、60年という年輪が刻まれている。そんな場所に直接来ることで、困難な中で時代を切り開いてきた大学の歴史を感じてほしい。同時に、同胞社会を担っていく40、50代を中心とした同胞たちが、今後も朝鮮大学校を守っていくという気持ちを新たにする2日間になれば」と意気込んだ。
祝祭では、朝大が教育理念として掲げている「L・I・N・K・S(つながる)」をキーワードにさまざまな企画が行われた。朝鮮大学校で青春時代を共にした友人たちで喜びを分かち合うようすも多く見られた。