【特集】学ぶっておもしろい!
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「学びたい!」という気持ちに年齢は関係ありません。
科学、福祉、歴史、文化、ウリマルやロボット、プログラミング…。
特集では、下は小学生から上は90代まで、さまざまな分野で学んでいる
老若男女の同胞たちに、学びの醍醐味や楽しさについて聞いています。
また、女性が学ぶことや「学びの場」にもスポットを当てました。
●こんなこと学んでます
未知なるものへの好奇心、無知への気づき、自身との葛藤、伝えたいという欲求…。新たな学びに挑戦する4人を紹介します。
解明されていることには刺激を受けない
李勇燦さん●26、東京大学大学院
排除されない社会を、学びの場から
都鍾宇さん●30、「オープンカフェ」代表
発明や特許の“意味”を解き明かしたい
嚴大貴さん●38、弁理士
人生90年、「学び」への渇望衰えず
姜福心さん●92
●ウリマル教室 「ウリマル教室で見つけた楽しさ、嬉しさ、発見」
在日同胞のなかには、朝鮮学校に通わずウリマルを学ぶ機会がなかった同胞たちがたくさんいます。
ウリマル教室を開いている留学同、韓青を取材し、大学生や社会人になった後に、ウリマルを学ぶことでそれぞれの発見をしている受講生たちに話を聞きました。
●川崎・ハルモニたちの識字学級 「死ぬまで勉強だ」―学ぶことは生きる力
(本文)
ちょうせん せんそうの、とき。そゆすん。あのころは、わるい こと、のほうが おおかった…」。一字一字、ゆっくりと作文を読み進める徐類順さん(90)。神奈川県川崎市で毎週水曜日の午前10時半から行われている「ウリマダン」でのひとコマだ。ウリマダンは在日朝鮮・韓国人高齢者たちの交流の場で、6人ほどが識字学級をはじめとしたさまざまな学びを実践しており、うち3人が1世だ。
徐さんは14歳の時に日本へ来て、旋盤工場や織物工場のほか、銀山での重労働など生活のためにいろいろな仕事をした。「学校は行きたかったけども、お母さん一人で、兄さん二人学校行かしたでしょ。女の子は勉強しなくてもね、家の仕事やるから勉強いらないよって。勉強やらないのが一番悔しかった」。その後、何十年も仕事一色の毎日だったが、70歳の時に識字学級と出会い、学ぶ機会を取り戻すようにして通った。・・・
●みんな集まれ! こどもたちの課外授業
朝鮮学校の正規教育以外の場で、子どもたちの知的好奇心に応える「課外授業」がさまざまな分野で行われています。ここでは、そんな楽しい学びの場を2つ紹介します。
①「ワクワク」感じる学びを
コリアン・キッズ・ラボ
②考える力、学ぶ力を養う
神奈川中高ロボットプログラミング教育