マルチな取り組みで生徒の能力を引き出す!/おいでよウリハッキョvol.13 神奈川朝鮮中高級学校
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多彩な課外活動、ロボコンや地域住民とのボランティアマラソン、特徴ある学校行事など、生徒たち一人ひとりの潜在能力を引き出し、個性を伸ばす教育に力を入れてきた神奈川朝鮮中高級学校。今年も魅力的な取り組みが盛りだくさん!
△今月のハッキョ
神奈川朝鮮中高級学校
歴史:1951年4月5日、神奈川朝鮮中学校が創立。翌年、木造2階校舎を新築。54年、高級部を新設し校名を神奈川朝鮮中高級学校に改称する。61年、鉄筋4階建ての新校舎を落成。65年、学校法人神奈川朝鮮学園認可を取得。69年、鉄筋7階(地下2階、地上5階)の特別校舎を落成。84年に体育館を竣工。00年、高級部2年生より選択科目を増やし、コース制に編成する。
データ:金燦旭校長/生徒:中級部78人、高級部88人/学区:神奈川県全域
〒221-0844 神奈川県横浜市神奈川区沢渡21
年間通した取り組みで力を
神奈川中高では学年ごとに年間を通して取り組むテーマを設け、それに沿って課外活動を行っている。
中級部は「過去・現在・未来」と、歴史の中で自分たちの存在を認識する内容に。高級部は、社会と自分のつながりについて考え、行動する場になっている。知識だけでなく、自発性、考える力、調べる力、発信する力など、さまざまな力が培われる。
学びを活発に、楽しく! 意欲を育む、ゆたかな教育を
神奈川中高は、2000年度からレベル向上に努めてきた情報教育と語学教育をはじめ、教育の質の高さに定評がある。導入から15年以上継続して行ってきた取り組みは、同校の特色、強みになっている。またそれ以外にも、生徒たちが持つ知的好奇心を刺激し、さまざまな発想や可能性を育むため、「楽しく学ぶ」機会を数多く設けている。