「いま、日本軍性奴隷問題と向き合う」~性差別撤廃部会、今年も4.23アクションを主催
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「いま、日本軍性奴隷問題と向き合う~被害者の声×アート~」が、4月22~23日にかけてブレヒトの芝居小屋(東京・武蔵関)で開催され、2日間で約400人が来場した。イベントは、在日本朝鮮人人権協会の性差別撤廃部会が主催したもの(共催=東京演劇アンサンブル切羽委員会)。同部会が2015年から毎年行っている「4.23アクション」の一環として企画された。
「私」はどう表現するか
4・23アクションは、日本政府が否定し続けている日本軍性奴隷問題について今いちど声を上げようと2015年から始まったもの。沖縄で日本軍の性奴隷を強いられた裵奉奇さんが朝鮮新報を通じて自らの被害を世に告発した4月23日(1977年)にちなみ、この日をメモリアルデーとして毎年さまざまな行動を起こしてきた。
今年のテーマは「被害者の声×アート」。▼パネル展「今こそ知ろう! 日本軍性奴隷制」、▼アート展「日本軍性奴隷問題とわたし」、▼トーク「日本軍性奴隷問題の現在~宋神道さん支援運動の中で見えてきたもの~」、▼歌とピアノ、▼2人芝居「キャラメル」などの催しが準備された。…
●2人芝居キャラメル 在日朝鮮人被害者の尊厳回復のために