【特集】ソウル に平壌が来た!―3泊4日の独占取材
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ソウル に平壌が来た!―3泊4日の独占取材
南・北・海外共同写真展「평양이 온다(平壌が来る)」ソウルで開催
南・北・海外共同写真展「평양이 온다(平壌が来る)」(主催=同写真展推進委員会、6・15共同宣言実践南側委員会)が、2018年12月3~5日の3日間、ソウル特別市鍾路区の天道教中央大教堂で開催された。北南海外のメディアが共催する写真展は祖国分断以来、初めてのことだ。写真展をはじめ、統一を引き寄せようと努力を続ける南の市民たちを現地で取材した。
息づく사람냄새
南北海外共同写真展「平壌が来る」を誌面で再現!
共同写真展「平壌が来る」に展示された写真は全108点。朝鮮新報の盧琴順さんの80点に加え、朝鮮6・15編集社、在米同胞のチン・チョンギュさんが撮ったものだ。写真は2012年から18年の6年間を撮ったもので、平壌市民の暮らしや日常、建設ラッシュが続く平壌の街並みが収められている。他にも沙里院、元山、南浦など地方都市の子どもたちも写しだされた。写真は①자기 땅에 발을 붙이고(地に足をつけて)②눈은 세계를 보라(目は世界へ) ③평양은 건설중(平壌は建設中) ④평양의 생활(平壌の生活) ⑤그리고 미래(そして未来)―の5つのテーマ別に展示され、平壌の街を活写した。一部を紹介する。
撮りたかったのは、人々の“笑顔”
朝鮮新報カメラマン・盧琴順さん
“김위원장 빨리 오시라” ソウル首脳会談へ!
歓迎ムードに沸くソウルと釜山
今、南では「9月平壌共同宣言」に記された金正恩委員長のソウル訪問を一日も早く実現させようと、市民たちがさまざまな歓迎プロジェクトを立ち上げている。その中心にいるのがウリキョレハナトェギ運動本部(우리겨레하나되기운동본부、略称:キョレハナ、2004年創立)。ユニークなイベント企画やグッズ作成でその輪を広げている。ソウルと釜山の現場で取材した。
「今からでも共にありたい」
朝鮮学校と子どもたちを支援する南の同胞たち
朝鮮学校と子どもたちを見守り、共にありたいと願う南の同胞たちがいる。
18年12月、日本軍性奴隷被害者であり人権活動家の金福童さんとソウルに事務所を置く「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」、釜山で初めて発足された朝鮮学校を支援する市民団体を訪ね、思いを聞いた。