個性的な人材育つ! 賑やかなハッキョ/おいでよウリハッキョ vol.22 愛知朝鮮中高級学校
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中部地方唯一の高級部を抱える愛知朝鮮中高級学校は2018年に学校創立70周年を迎えた。これまで1万3千人を超える卒業生を輩出してきた同校は、創立70周年を機に新校舎の建設に取り組んでいる。「ミレ(未来)建設委員会」の発足を1月中に予定しており、2022年までに新校舎の竣工を目指す。
△今月のハッキョ
愛知朝鮮中高級学校
歴史:1948年、名古屋市布池の「太陽ビル」の一角に「中部朝鮮中学校」が設立。49年の「学校閉鎖令」に伴い、自主学校、民族学校、公立学校の分校などさまざまな形で学校を運営。53年、中川区に新校舎を竣工、高級部を併設し「中部朝鮮中高等学校」に。56年には校舎を北区黒川へ移転し「愛知朝鮮中高級学校」に改称。61年に現校舎が位置する豊明市に移転し、73年には新校舎、体育館、寄宿舎が竣工された。2018年に創立70周年を迎えた。
データ:趙京煥校長/生徒:中級部82人、高級部187人/学区:愛知、静岡、三重、岐阜、長野、北陸
〒470-1168 愛知県豊明市栄町南館55
Tel:0562-97-1324
楽しい学校生活!
写真は中級部2年1班の女子生徒たち。教室に入ると眩い笑顔で出迎えてくれた。愛知中高はどの教室も賑やかで、笑い声であふれている。吹き抜けの校舎に鳴り響く生徒たちの笑い声は、生徒たちの愉快な学校生活を物語っていた。
愛知中高は、教員の半数以上が同校の卒業生だ。教員たちは生徒一人ひとりと向き合おうと努力しており、生徒たちの信頼を集めている。