【特集】魅力再発見! 平壌へ
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日本の対朝鮮制裁で船旅は遮断されているものの、2017年から日本から朝鮮民主主義人民共和国の首都・平壌を訪れる同胞たちが増えている。初訪問、数十年ぶりと頻度はそれぞれだが、同胞たちは、日進月歩で発展を遂げる祖国に大きな力を得ている。平壌のトレンド、外国人訪問客や日本人ジャーナリストが旅する平壌の「今」をお届けします。
平壌を満喫!/東京同胞訪問団
今年は4月を皮切りに在日同胞らの祖国訪問がスタートし、9月6~26日、86 人の大規模な東京同胞訪問団が朝鮮を訪問した。今年の朝鮮訪問の目玉は、6月上旬から絶賛上演中の大マスゲームと芸術公演「인민의 나라(人民の国)」ではないだろうか。中国観光客をはじめとする多くの外国人観光客もこれを目当てに訪れている。 平壌市内には、以前にはなかったニュータウンや最新鋭の建物が立ち並び、世界に匹敵するレジャースポットがお目見え。ある高齢同胞は、「日本メディアが報じる朝鮮のイメージと180度違う祖国の発展ぶりに驚いた」という。
私のおすすめスポット!
秋の朝鮮を満喫していた東京同胞訪問団。それぞれのおススメスポット、お気に入りを聞いてみました。
平壌のトレンド
ショッピング、グルメ、スマートフォン…ショッピングからグルメ、観光スポット、スマートフォンアプリまで、平壌の流行りモノを一挙紹介します。
エッセイ 平壌国際映画祭に参加して
趙寿來●兵庫県青商会会長、「ニジノキセキ」製作プロデューサー
平壌国際映画祭に映画を出品するという目的で祖国を訪問するのは、たぶんもう経験できないことだと思う。昨年70周年を迎えた、4・24阪神教育闘争。幼い頃から接しているこの「4・24」という言葉。民族教育を守っただけではなく、在日朝鮮人が日本で堂々と生活する上での、民族の尊厳や誇りを守った歴史。兵庫に住む自分たちがしっかり知り、後世に伝えていこうとの思いから映画製作にチャレンジした。
youは何しに朝鮮へ?
朝鮮には近年、多くの外国人が訪れているという。そこで聞いてみました。Youは何しに朝鮮へ?
ウェン・バンウクさん●ベトナム伝統武道国家選手(26)他
平壌で感じた 「驚き」と「あたり前」/訪朝のジャーナリスト・堀潤さんに聞く
「近くて遠い国」朝鮮民主主義人民共和国と日本との間に橋を架ける人びとがいます。昨年と今年、日朝大学生交流に同行して平壌を訪れたジャーナリストの堀潤さんに、訪朝の感想や両国間の民間交流について聞きました。