夢つかんだ!/同胞選抜が世界大会で準優勝
広告
10、20代の若手選手たちによる185cm以下チーム
3月5~8日、千葉・館山運動公園体育館で行われた6人制混合バレーボール世界大会に、在日朝鮮人バレーボール協会の選手らで構成される在日同胞選抜チームが出場した。身長185cm以下の選手を対象としたカテゴリーで準優勝、コート上6人の合計年齢220歳以上のカテゴリーでは3位の成績を残した。
男女3人ずつの6人制混合バレーボールは、2000年代初めから日本を中心に普及されてきた。日本混合バレーボール連盟(JMVA)が主催した「第1回3&3 ミックスバレーボールワールドカップ」は、世界初の男女3&3混合バレーボール国際大会で7つの国と地域から参加。同胞選抜チームはJMVAの推薦を得て、大会に出場した。
東京、大阪、兵庫の同胞選手らで構成される選抜チームは、大会に向けて1月から合宿や合同練習に励んできた。最年少は朝高2年生、最年長は51歳。チームは胸に朝鮮国旗を掲げたユニフォームで大会に参加した。
10、20代の若手選手たちによる185cm以下チームは、朝高時代から互いを知るメンバーが多く、連携面では問題ない。大会では、ロシア、香港、ハワイとの総あたり戦を2巡戦い、6戦4勝2敗で決勝進出。優勝をかけた大一番ではロシアに0―2で敗れたが、準優勝の結果を残した。