店主イチオシ、豚ホルモンはリピート必至／焼肉ホルモン令和苑（東京都板橋区）

by leesangyong · 公開済み 2020年9月18日 · 更新済み 2020年10月23日

お店おすすめの豚ホルモン。右側がクダで左側がカシラ

東武東上線の下赤塚駅から徒歩1分という抜群の立地。「地元の方に長く愛されるお店、まるで自宅でのんびりしているようにゆったりお食事を楽しめる空間をつくりたい」と店主の金愛里さん（46）が駅前の路地の一角で今年1月20日にオープンした令和苑。

タン塩、カルビなどの焼肉店の定番メニューのほかに、お店イチオシなのが豚肉だ。その中でもとくに店主がおすすめするのが豚ホルモン。お店の人気ナンバーワンメニューのクダ（心臓付近の大動脈の部分）はコリコリとした弾力のある食感がたまらない。お酒のおつまみにもピッタリだ。人気ナンバーツーのカシラ（こめかみから頬にかけての部位）は秘伝の味噌をつけて食べるとやみつきになること間違いなし。ヘルシーなテッポー（直腸）は女性に人気のメニュー。レバーも、パサパサしていなくて口の中でとろける。また一品メニューでも、牛スジ煮込みは「スープも残さず飲んでほしい」と店主自ら推すメニューだ。

「ホルモンも部位によってさまざまな特徴と魅力があるということをお客さんにもっと知ってもらいたい」と金さんは話す。

新型コロナウイルス感染症の再拡大によって、飲食業は前が見通せない状況が続いている。年初のオープンを経てお店が軌道に乗り始めようとした矢先にコロナ禍の直撃を受けた令和苑でもテイクアウトサービスを行うなど状況に対応している。お弁当がメインだが、記載のないメニューに関しても相談があれば対応していくという。

また、駅前という立地もあって「お一人様」の来客も多いが、その中でリピーターが増えている。このような新たな顧客層に対応したサービスも充実させていきたいと金さんは話す。今後は、顧客の要望を取り入れてメニューの幅を広げていきたいという。