トンポトンネの拠点に/おいでよウリハッキョ vol.41 大阪朝鮮第4初級学校
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大阪生野コリアタウン(御幸通商店街)を一本入ると、子どもたちの賑やかな声が聞こえてくる。地域に根を下ろして75年。生野トンポトンネの拠点となってきた大阪朝鮮第4初級学校だ。“한 지부 한 학교”(一つの支部管下に一つの学校がある)の特性を生かし、同胞たちにあたたかく囲まれながら運営されている同校を訪ねた。
△今月のハッキョ
大阪朝鮮第4初級学校
歴史:1946年6月11日、朝聯生野第10ウリ学校が開校(大阪第4の前身)。翌年、御幸森朝鮮小学校へ改称。49年に「学校閉鎖令」の影響を受けるも、運営再開を見据えて52年9月から基金運動を展開。54年4月より再開。61年4月に東大阪朝鮮第4初級学校へ改称。68年には鉄筋校舎を新築、翌4月に附属幼稚班を併設した。93年4月、大阪朝鮮第4初級学校に改称。今年、創立75周年を迎える。
データ:金信男校長/園児:16人、児童:50人/学区:大阪市生野区を中心に、東成区、中央区、天王寺区の一部からも
〒544-0034 大阪市生野区桃谷4-9-22
Tel:06-6712-8833
トンネに響く笑い声
1時間目が終わるや否や教室を飛び出し、グラウンドへ駆けていく児童たち。2時間目までの休憩時間は10分。時間が惜しいとばかりにのびのびと身体を動かし、パワーを発散させる姿に先生たちも目を細める。同校の周囲には子どもたちの元気な声が響いていた。…
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