新たな学び舎で、ぐんぐん育つ/おいでよウリハッキョ vol.43 東京朝鮮第3初級学校
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2019年12月、「ナルゲ(翼)の学び舎」として生まれ変わった東京朝鮮第3初級学校。勉強のみならず、あらゆる場面で考え、「공부=工夫」する―そんな児童を育てるため、教員たちの教育力向上にも熱が入る。民族教育に軸を据えながらも、日本学校に劣らない、幅広い取り組みを導入している東京第3を訪ねた。
△今月のハッキョ
東京朝鮮第3初級学校
歴史:1945年12月、板橋区大谷口町の個人宅で、国語講習所形式の「板橋朝鮮学院」を創立。46年5月、3年制初等学院に発展。47年、板橋朝鮮学院と豊島朝鮮初等学院(高松町)を統合し「東京第三朝聯初等学校」に改称するも、48年「学校閉鎖令」により休校。同年5月、日本の学校法による私立学校認可を受け「東京第3朝聯小学校」に改称。49年12月「東京都立第3朝鮮人小学校」に強制移管。55年「東京朝鮮第3初級学校」に改称し、66年、鉄筋3階建ての新校舎を落成。95年、創立50周年を記念して校舎を全面改築し、2019年現在の新校舎を落成。
データ:康哲敏校長/児童:84人/学区:板橋区、豊島区、北区、練馬区、埼玉県西部地域、その他
〒173-0033 東京都板橋区大山西町67-1
Tel. 03-3958-0126
礼儀正しく活発な児童たち
チャイムが鳴ると、教室から児童たちがワッと出てきて、バスケにボルダリング、思い思いの遊具で遊びだす。しかし、来訪者を見かけると遊びを止めて、また、吹き抜けの2階からも、みな腰を90度曲げて元気よくあいさつをする姿が印象的だった。
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