心ひとつに하나 모아! 北海道初中高が創立60周年
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民族教育の鐘の音、これからも
北海道朝鮮初中高級学校創立60周年記念祝典が10月30日、同校体育館(札幌市清田区)で行われ、教職員、児童・生徒、保護者や卒業生をはじめとした同胞、「北海道朝鮮学校を支える会」のメンバーなど255人が足を運んだ。参加者らは、過酷な北海道の地で鳴り響いた民族教育の鐘の音を代を継いで鳴らし続けるためさらに力を集めていく決意を交わし合った。
1、2世のバトンを3、4世に
「1961年4月10日、1世同胞たちの思いによって、民族教育の始まりを告げる鐘の音が、この北海道の地で鳴り響きました」―。祝典の第1部では、同校の朴大宇校長(45)が同校の歩みと60周年記念事業について報告を行った。
「北海道の総面積は約8万㎢で、日本の総面積の約20%。東北地方の6県をすべて合わせたよりも広い地域です。数多くの家庭が、まだ親元に置いておきたい子どもたちを寄宿舎に送りました。初級部1年生から寄宿舎で子どもたちを育てたのは、全国のウリハッキョの中で同校が初めて。また食堂を作り、全校生が一緒にお昼ご飯を食べられるようにしたのも同校が初めてでした」…
公演支えた卒業生たち
北海道文芸同や卒業生、保護者たちも公演に華を添えた。有志らでバンドを組み、ロック調の「우리를 보시라(私たちを見て)」を披露した李東喆さん(38、北海道青商会副会長)は出演した理由について「先輩たちがやってきたことをやっているだけ」としつつも、「まずは集まらないと前に進まない。とりあえずハッキョに来ればいい。ちゃんと一回出てきて話をすればなんとかなるじゃん」と顔を合わせることの重要性をのべた。
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