学校運営事業を先頭で/おいでよウリハッキョ vol.46 東大阪朝鮮初級学校
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2021年9月に創立75周年を迎えた東大阪朝鮮初級学校。同校は、1974年という早い時期に「オモニ会」を立ち上げ、84年に付属幼稚班の無料制を実施(※)、全国に先駆けた活動を重ねてきた。21年度は「学習模範学校」を目指し、ラストスパートをかけている。
△今月のハッキョ
東大阪朝鮮初級学校
歴史:1945年、祖国解放直後に布施、八尾、横沼、稲田、森河内などで「国語講習所」を設立。46年9月1日、「国語講習所」が統合され、布施朝鮮初等学校が開校した。49年10月「学校閉鎖令」により、日本学校で「民族学級」の形態で民族教育を継続し、52年布施朝鮮小学校が運営を再開。55年、校名を布施朝鮮初級学校に改称し、62年、東大阪朝鮮第2初級学校に改称した。67年、東大阪朝鮮第2初級学校付属幼稚班を併設。74年、オモニ会を結成。84年、幼稚班の完全無料制を実施する。91年9月、東大阪朝鮮初級学校に改称。2016年、創立70周年を記念し、運動場を人工芝生化。21年、創立75周年を迎えた。
データ:高健植校長/園児:10人、児童:78人/学区:東大阪市、八尾市、生野区、奈良県
〒577-0845 大阪府東大阪市寺前町2-4-22
Tel. 06-6728-4202
勉強も運動も、元気いっぱいに
授業中、われ先にと手をあげ、積極的に授業に参加する児童たち。2021年度、「学習模範学校」を目指す同校の児童たちは、朝鮮語も一生懸命に学び、漢字検定試験の合格率も高いという。かと思えば、ひとたび休み時間になると、縄跳び、サッカー、ドッジボールと、運動場は児童たちの活気で溢れかえった。「元気だなぁ」―心の声がついこぼれた。
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