これからの未来、描く場に/東京朝鮮中高級学校沿革展示室
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座談会 朴龍浩×金哲秀×朴秀太
在日朝鮮人による中等教育が75周年を迎えた2021年10月、東京朝鮮中高級学校の校舎2階に学校沿革展示室(以下、沿革室)が完成された。75年の歴史を見せることに加え、学校の未来を考える場にしたいと空間デザインにもこだわった。
年表作成を担当した金哲秀・朝鮮大学校朝鮮問題研究センター副センター長(56)と、空間デザインの設計を担当した朴秀太さん(26)、事務局で同校歴史教員の朴龍浩さん(49)に沿革室にかけた思いを話し合ってもらった。
Profile
金哲秀
1965年生まれ。東京中高34期生。朝鮮大学校朝鮮問題研究センター副センター長。
朴秀太
1995年生まれ。東京中高65期生。立教大学を経てディスプレイ会社に勤務。イベントや文化・商業施設などの企画・設計施工に携わる。
朴龍浩
1972年生まれ。東京中高41期生。1998年から同校で朝鮮の近現代史を教えている。