グランピングで満喫、大洗の自然／オーシャングランピンググランマーレ茨城大洗（茨城県東茨城郡）

by R.CHE · 公開済み 2022年7月24日 · 更新済み 2022年6月24日

ドームテントは全部で10棟。食事スペース、シャワールームやトイレも完備されている

太平洋を望む茨城・大洗の夏見海岸。海辺に広がる砂浜は素足に心地よく、日の出を拝み、サーフィンを楽しむ人々をながめるだけで、ゆったりとした時間が流れていく―。贅沢な非日常を味わってきた。
グランピングとは、グラマラス（魅惑的な）とキャンピングを掛け合わせた造語でテント設営や食事の準備などの煩わしさをなくした自然体験。
茨城・大洗に今年４月オープンした「オーシャングランピング　グランマーレ茨城大洗」は、直径７ｍの半円形大型ドームテント10棟を設置。さながらモンゴルのゲルを思わせるような作りで、高い天井に解放感が満ち、ベッドに寝転がりながら、海辺を望むこともできる。悪天候でも安心の大型テントは、外気温の影響を受けにくく、うち4棟は愛犬同伴可能なプライベートドッグラン付き。各ドームのすぐ側に専用のＢＢＱスペースや焚き火台、シャワールームやトイレも備えており、プライべートスペースで過ごせる。
食事も充実している。那珂湊漁港から取り寄せたエビやサザエ、ハマグリなどの海の幸、常陸牛や美明豚をグリルでじっくり焼いてくれる。チーズソムリエお手製のチーズケーキやバターをたっぶりのせた「芋春」の焼き芋も美味。茨城産の「自然の恵み」を満喫できるのがいい。
グランマーレ茨城大洗は、実業家の盧源柱さん（47）が県内２ヵ所目に建てたグランピング施設だ。２０２０年10月には、茨城県磯原エリアに「グランピングヴィレッジＩＢＡＲＡＫＩ」をオープンし、グランピング人気もあいまって盛況を博している。
共有プールでの水遊び、ＢＡＲスペース、貸切の檜風呂やアウトドアサウナなどもあり、「未体験の旅」を満喫できる。「新型コロナウイルス感染が広がるなか、ここで１週間過ごされた女性がおられました。自然の中でゆっくりしていただきたい。四季を通してのアクティビティも提案していきます」（盧さん）。
生まれ育った北茨城を愛する盧さんの思いがたくさん詰まった場所だ。