大切な「チェジャリ(제자리)」、いつまでも/おいでよウリハッキョ vol.53 北大阪朝鮮初中級学校
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大阪府北部地域の子どもたちが通う北大阪朝鮮初中級学校。卒業生、在校生、地域同胞たちは学校を指して「チェジャリ」(「元の場所」「自分の位置」の意)と言い、愛情を注いでいる。
△今月のハッキョ
北大阪朝鮮初中級学校
歴史:1957年4月1日、東淀川朝鮮初級学校創立。60年4月、北大阪朝鮮初級学校に改称、現在地(東淀川区大隅)に移転。6月、中級部を併設し、校名を北大阪朝鮮初中級学校に。68年1月14日、大阪で初の鉄筋コンクリート校舎(4階建て)竣工。70年4月1日、幼稚班併設。76年11月、日本全国で初の「少年団活動模範学校」受賞。84年6月、第6回在日朝鮮初級学校中央サッカー大会(コマチュック大会)で初優勝。07年4月、アボジ会、オモニ会を父母会として統合。4月21日、連合同窓会結成。17年11月18日、創立60周年記念式典。
データ:高哲守校長/園児:10人、児童:45人/学区:大阪府北部地域(大阪市東淀川区・北区・福島区、高槻市、箕面市、吹田市)
〒533-0015 大阪市東淀川区大隅1-5-19
Tel:06-6328-6794
今年、創立65周年!
今年、創立65周年を迎えた北大阪ハッキョ。大阪府内随一の広大な学区をカバーする同校だが、この3年間で児童数が倍増した。土曜保育や地域の学齢前子育てサークル「パンシル」とも協力しながら地道に取り組んできたと高哲守校長(46)は話す。2年前は「ウリマル模範学校」、昨年度は「愛校活動模範学校」として表彰された。「チェジャリ」には、「自分が育った場所」「戻ってくる場所」という意味も込められている。
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