クラウドファンディングを考える(柳田安代/NPO法人コレジオ・サンタナ)
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コロナ禍、厳しい学校運営のなかで
2022年6月1日にクラウドファンディング「『子どもたちを守りたい!』滋賀県のブラジル人学校の存続のための支援プロジェクト2」を開始しました。コロナ禍初期の2020年に最初のクラウドファンディングを行い、今回が2度目になります。
今年1月、サンタナ学園ではコロナ感染症のクラスターが起こり、学園は2週間閉鎖。保護者の方々も、陽性または濃厚接触者のため自宅待機となりました。
そのため、1月の月謝収入が激減し、その後2、3月も影響が続き、NPO法人コレジオ・サンタナで集めていた応援基金も底が見えてきたため、急遽クラウドファンディングを行いました。
開始から7月31日までの2ヵ月間で、488名の方々から375万9500円のご支援が集まりました。関係者一同心から感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、これでほっと一息ではありません。頂いた支援金は、そのままだと数ヵ月でなくなってしまいます…。(続きは、本誌2022年11月号に掲載)