【特集】ウリマルで働く
広告
通訳、翻訳、司会、出版などさまざまな分野で、朝鮮語のスキルを活かして働く人たちは少なくありません。本特集では、そんなウリマルを使って働く同胞たちを取り上げます。朝鮮学校の国語教員や民族学級の講師など朝鮮語の普及や次世代の民族的アイデンティティの涵養に取り組む人びとにも光を当てます。
【朝鮮語の表記について】
イオ編集部では、朝鮮半島で話されている言語、海外で使われている朝鮮語を総じて「朝鮮語」と表記してきました。朝鮮半島が二つの国に分断され、朝鮮民主主義人民共和国は朝鮮語、大韓民国は韓国語と表記していますが、地方ごとの方言、社会制度の違いによる差はあれど、朝鮮半島では共通した言語が使われています。本特集では本人の希望や文脈によって「朝鮮語」「韓国語」といった表記を使用しましたが、朝鮮民族の言葉は共通して「朝鮮語」という考えのもと、編集を行いました。
ウリマルで働く―教える
異国の地でも世代を超えてウリマルを学び習得できるのは、いつも「教える」人がいるから。さまざまな教育の現場でウリマルを教える人たちを紹介します。
ウリマルで働く―通訳
一言で通訳といっても、逐次通訳から同時通訳まで形式はさまざま。エンタメ、スポーツなど得意とする分野もそれぞれだ。さまざまなフィールドで活躍する朝鮮語通訳の方々を紹介する。
ウリマルで働く―翻訳
朝鮮半島の「文学翻訳」の世界で、民族教育を受けた在日コリアンが活躍している。今年4月10日に初の翻訳本『光の護衛』(チョ・ヘジン著、彩流社)を出版した金敬淑さん(50、群馬県在住)と6月に同じく初の翻訳本『アロハ、私のママたち』(イ・グミ著、双葉社)を出版した李明玉さん(54、大阪府在住)の二人だ。
ウリマル、こんなところで役立ちました
さまざまな職業の在日同胞の方々に、朝鮮語が仕事に役立った経験について聞きました。
「朝鮮語教育の未来のために」
編さんに10年、世界に一つの辞典
デジタル版「朝鮮語辞典」 編さん担当者座談会