70年の歴史を100年へ 京都中高創立70周年記念同胞大祝祭
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京都朝鮮中高級学校(京都市左京区)創立70周年記念同胞大祝祭が8月20日、同校運動場で行われた。行事には総聯京都府本部の姜世哲委員長、京都中高の趙明浩校長、70周年記念事業実行委員会のメンバーをはじめとする同胞、同校生徒の保護者、朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(こっぽんおり)のメンバーをはじめとする日本市民ら約1800人が参加した。
地域同胞たちの宝
全校生徒らによる校歌の合唱で幕を開けた同胞大祝祭では、まず生徒らが民族器楽、吹奏楽、歌、舞踊を披露し、華やかに舞台を飾った。
続いて舞台に上がった歴代の校長、教育会会長に記念品が贈呈された。
趙明浩校長は、70年の間、多くの同胞たちが異国の地で京都中高を守ってきたとし、教職員と生徒たちは、同胞たちがつないできた伝統を継承し、学校創立100周年を目指して新たな歴史を創り上げていくと決意をのべた。
歴代の校長、教育会会長を代表して発言した金允善前校長(第8代校長、2004〜09学年度)は、70周年記念事業に一丸となって取り組む同胞たちと立派に育っている生徒たちの姿を見て、京都中高がこれからも変わらず発展するという確信を持ったとのべた。そして、京都中高は京都、滋賀地域同胞たちの宝であり、心の拠り所だとしながら、同胞たちが力を合わせて学校の発展に力を尽くしていこうと呼びかけた。
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