親鳥の魅力を日本中にイチオシは「幻の鶏ホルモン®」/親鳥専門店 ばかたれ本店/はなれ(東京都品川区)
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JR五反田駅西口から徒歩1分の目黒川沿いに位置する親鳥専門店「ばかたれ本店/はなれ」。本店は2016年にオープンした。コロナ禍だった21年に増築改修し、その横に「はなれ」を設けた。
店の特徴は、東京では珍しい新鮮な親鳥を焼肉で提供していること。唐揚げなどに使われる若鶏は食用の肉として市場に出るが、親鳥はもとより食用の肉ではないので、市場には出ず、スーパーなどのお店で売られることもほとんどない。
そんな親鳥は若鶏より肉質が固いが、よく調理すれば歯ごたえがある肉へと生まれ変わる。親鳥の焼肉はその歯ごたえとジューシーさが魅力だ。その他にも親鳥から取ったダシで作る煮込み料理やラーメンなども味わえる。口コミで評判が広がり、芸人などの数々の著名人やYoutuberが足を運んだり、テレビで取り上げられた実績がある人気店だ。お店の名前は「ばかみたいに美味しいたれ」から「ばか」+「たれ」を取って命名した。
そんな親鳥の本当の美味しさ、魅力を引き出すのがオーナーの禹在賢さん(45)だ。禹さんは朝鮮大学校在学時にホルモンの研究で論文を執筆したり、在日本朝鮮青年商工会(青商会)結成20周年時に行われたウリ経済フォーラム2015のビジネスプランコンテストで親鳥をテーマとしたビジネスプランを発表し、最優秀賞を受賞した経験もある。このプランが「ばかたれ」につながる内容だった。
ばかたれは五反田の老舗である「鳥肉の信濃屋」から無冷凍の親鳥の肉を仕入れている。また親鳥の処理工場に直接、禹さんが赴き、廃棄された親鳥1羽の首の皮から10gしか取れない希少部位を仕入れている。それが店イチオシの「幻の鶏ホルモン 」だ。「ほかでは絶対食べられない」と禹さんも推す逸品だ。
「ばかたれ」では企業として「全ては、お客様の笑顔の為に」という経営理念(ミッション)と「学び続けて 挑戦し続けて 成長し続ける」というビジョンを揚げている。「来店したお客さんに喜んで帰ってもらうのが一番」と禹さんは語る。
禹さんは親鳥の本当の美味しさを日本中に広めたいという気持ちと多店舗展開をしたいという高い志を持って起業した。「将来的には全国に100店舗を構えたい」と禹さん。2025年、近隣に直営店をもう1店舗開店する予定だ。それを足掛かりにして、フランチャイズ展開も始めるという。
親鳥専門店ばかたれ本店/はなれ
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-4-8 秀和五反田駅前レジデンス204/206
Tel:03-6420-3029
営業時間:平日16:30〜23:00(金曜日は翌26時まで)/土日祝15:30~23:00
定休日:なし
メニュー
おや1000円、幻の鶏ホルモン1000円、タコ(タレorしお)900円、親子盛り1800円、ばかたれ盛り1900円、ばかたれ煮込み800円、おやめし800円、チーズ煮込みごはん1100円、親鳥の白湯ラーメン1000円 ※すべて税込