【特集】心満たす彩りスイーツ
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お腹も心も満たしてくれるスイーツ。伝統菓子、洋菓子、簡単ケーキの作り方まで! 各地の同胞パティシエやお菓子作りが得意な人たちに登場いただき、スイーツの魅力に迫ります。朝鮮の最新スイーツにまつわるエッセイも。甘いお菓子で身も心もホッとひと休みを。優しい世界が広がります。
広がるお菓子の世界
近年、ますます広がりを見せているお菓子作りの世界。コグマパン、アングンフラワーケーキ、アイシングクッキーなど新感覚スイーツを作る同胞たちを紹介します。
①見て楽しい、食べておいしいものを/崔充恵さん
[映える」こと間違いなし。もちっと新食感が話題。愛知県岩倉市にある「花餅sung」では、まるで本物の野菜のような見た目をした餅パンを味わえます。オーナーの崔充恵さん(53)が考案しました。これまで地元テレビ局で数多く紹介されたほか、餅パンを求めて遠方からも客が訪れています。
②花束みたいな“感動のケーキ”/金福寿さん
真っ白なソルギ(설기=米粉、砂糖、塩を原材料とする朝鮮のお餅)の上に、まるで花畑のようにあしらわれた華やかな花々。すべて餡子のお花―アングン(앙금、日本語で餡子)フラワーです。
岡山でアングンフラワー餅ケーキを手がける、「BONBONs」マスターティーチャーの金福寿さん(58)を訪ねました。
③アイシングクッキーでルーツを表現/宋美来さん
アイシングクッキーとは、アイシング(粉砂糖と乾燥卵白を水で練ったクリーム)を使用してクッキー上にデコレーションを施したもの。細かな装飾品まで再現したチマチョゴリや朝鮮舞踊の衣装を再現した商品の数々。兵庫県明石市の宋美来さん(34)が手がけています。
若手パティシエの挑戦 “お菓子は誰かを喜ばせる手段”
甘いお菓子で人びとに喜びや笑顔を与えるパティシエの仕事。その世界に夢を抱き飛び込んだ李思郷さん(26)から話を聞きました。
【エッセイ】甘美な想い出は、甘美なスイーツと共に/楊琴女・神戸朝鮮高級学校教員
平壌で行われた2025年迎春公演(ソルマジ公演)に参加した在日朝鮮学生少年芸術団のニュースは
記憶に新しいですが、その夢のような日々を幾重にも彩った甘美な話があります。読者たちがまだ知らないとっておきの話――引率教員として祖国を訪問した楊琴女さん(48)が綴ってくれました。
ケーキ作りに挑戦!/自宅でかんたん ガトーショコラ
都内のパティスリーに勤務する尹梨奈さん(37)を講師役に、本誌編集長の筆者がケーキ作りを初体験してみました。
特集全文は本誌2025年4月号をご覧ください。