往復書簡2012～第2部―vol.2
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往復書簡2012～第2部―vol.2
在日朝鮮人の民族教育権を考える
金順愛 ●ＮＰＯ法人コリアンネットあいち事務局長
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李春熙 ●弁護士
統一祖国に描くウリハッキョの未来図
金順愛
李春煕さんへ
初級部１年の時、「チムチ」と言ったら「それは間違い。キムチと言いましょう」と正され、１世のオモニに向かって「間違ってる！」とサトゥリを正しました･･･。最年少でのマスゲームの参加。背景班の一員として重い大冊子を抱いて駒沢競技場に通ったことや、共和国から代表団が来る度に花束を渡すために羽田飛行場へ行ったことが強烈な思い出となっています。
豊かなウリハッキョへ、教育権の所在は？
李春熙
金順愛さんへ
１世の思いを受け止めること、統一祖国に帰属意識をつなぐこと。金順愛さんの真摯な問題意識が伝わってきます。たぶん、金順愛さんにとって、ウリハッキョでの教育がどのようなものであるべきかという問いは、簡単に言語化できない、とても繊細で、個人の歴史観や世界観、民族観が総体的に反映されるような類の問いだったのだと思います。
