贈り物に絵本
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20代も半ばを過ぎて後半に差し掛かると、周囲では結婚して子どもを持つ同級生や先輩後輩が増えてきます。
自ずとここ数年で、出産祝いのプレゼントを買うことが増えました。巷にはさまざまな赤ちゃん用品、肌着や寝具、雑貨など、デザイン性も高くて機能的なグッズがあふれていて、何を買うか迷ってしまいます。特にベビー服は思わず買いたくなるほど(出産予定はありません。笑)、大人顔負けのかわいい商品がたくさんあります。
さまざま選べる出産祝いですが、私の定番は、もっぱら絵本。そのわけは、赤ちゃんのときから一つでも多くの物語に触れることで、人生における永い友と出会ってほしいと願うからです。
ですが一括りに絵本といってもこれまたさまざま。世界の名作を選べばすでにもらっている可能性があるし、それらはいつでも手に取れるので、私はあえて私が読んでもらいたいと思う絵本、朝鮮語で書かれたものや、朝鮮民族にまつわる物語を選んでプレゼントしています。幸いイオ編集部がある朝鮮出版会館1階のコリアブックセンターには、朝鮮半島関連の書籍を取り揃えており、ほしいときにすぐ手に入るので重宝しています。
※皆さんも白山にお越しの際はぜひコリアブックセンターにお立ち寄りください(ちゃっかり宣伝。笑)。
月刊イオでは2012年1月から、文化欄の書評ページで毎月1冊ずつ絵本を紹介しています。
川崎朝鮮初級学校の絵本の読み聞かせ教室に紹介してもらった、朝鮮半島・日本・世界各国の絵本をアトランダムに取り上げているのですが、この書評が中々難しい。
絵本は普通の本と比べて圧倒的に情報量が少ないので、その分感受性を求められます。小さな子どもならどんなことを感じるか、どこに気を取られるか、どのフレーズが気に入るか…、子どもの気持ちになって読もうと努めますが、いい大人なのでそうもいきません(汗)。なので文章と同じくらい絵に注目して、一つひとつの絵がどんな意味を持っているのか探ります。色使いや筆致、手触りなど、それらは時に言葉以上に多くを伝えてくれます。物語の世界に入り込んでしまった時は、最後のページを読むのが惜しくて、本を閉じると(もうおしまい?)と、なんともいえない淋しさを感じます。子どもが「もう一回!」とねだる気持ちもなんとなくわかるような気がします。
他愛のないことをだらだらと書いてしまいましたが、書評欄では数ある絵本の中から良作を紹介しているので絵本を選ぶ際にぜひ役立ててもらいたいです。大切なわが子に、友人へのお祝いに、そしてたまには自分へのプレゼントとして。
こんなところで本日はお開き、皆さん良い週末を。(淑)
いあ~、懐かしい!
子どもの頃、親父によく本を読んでもらっていたことを思い出します。よく、ふざけて話を変な風に変えて読んでもらってました(笑) コリアブックセンター、いつか行きたいんですが、なんせ遠くて、、、(汗)僕の大好きなポチョンボのチョン•ヘヨンやキム•グァンスク、リ•ブニのcdもおいてあるようなので、是非とも行ってみたいです。
ポチョンボ電子楽団大好きさん
ポチョンボ電子楽団大好きさん
コメントありがとうございます。
物語をアレンジしてくれるなんて、ユニークなお父様ですね^^
コリアブックセンター、ぜひいらしてください。平日13:00~17:00までの営業です。http://www.krbook.net/