息子の入学式で和服を着ました
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4月5日は、息子の中学校の入学式でした。
いろいろ迷いましたが、地元の公立中学校に進学することにしました。 入学式で、わたしは和服を着ました。
息子の国籍が、日本だからです。
息子に関わる行事(初宮参り、七五三、幼稚園の入園式、小学校の入学式など)では和服を着て、自分が公の場に出るときはチマチョゴリを着る、と決めています。
わたしの母は、古い和服の生地を蒐集して自分で仕立てることを趣味にしています。
今回も、母がこの日のために用意してくれた和服に袖を通しました。
リュウ・ミリ●作家
1968年生まれ。神奈川県出身。鎌倉市在住。1993年、「魚の祭」で第37回岸田戯曲賞受賞。1997年、「家族シネマ」で第116回芥川賞受賞。2008年10月、朝鮮民主主義人民共和国を訪問。近著に「ピョンヤンの夏休み」「ファミリー・シークレット」がある。