ガンバレ!朝高生! はげましの舞台に笑顔と涙@モンダンヨンピルコンサート
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海をつないだ応援歌、震災、無償化に負けない力に
東日本大震災で被害を受けた朝鮮学校を支援しようと、韓国のアーティストたちが立ち上げた支援団体「モンダンヨンピル」の初の日本公演が6月22日、東京・中野ゼロホールで行われ、1400人の観客で会場が埋め尽くされた。舞台では、震災被害を逞しく生き抜く朝高生、その営みを支援する日本や韓国の人たちの心が響きあい、朝鮮学校を支援する大勢の人たちを讃えていた。
ハッキョに花の種を植えました/大地が揺れても花は咲くと/ハッキョに花の種を植えました/明日を信じて生きていこうと…
コンサートは、茨城朝鮮初中高級学校と東京朝鮮中高級学校合唱部が歌った「花の種を植えました」で幕を開けた。この歌は、震災で崩れた塀をコツコツと直していく茨城朝高教員の姿を刻みたいと群馬県在住の金敬淑さん(40)が作詞、福島県出身で広島朝鮮歌舞団の河弘哲さん(33)が曲をつけたものだ。