【特別企画】オモニ代表団、国連へ
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日本政府の朝鮮学校差別 世界に訴え
国連社会権規約委/オモニ代表団の奮闘記
国連・社会権規約委員会第50回会議(スイス・ジュネーブ、4月29~5月17日)で日本政府の報告書に対する審査が行われるのに際して、朝鮮学校に子を通わせる母親たちで構成された代表団が4月28日から5月3日まで現地を訪れた。「高校無償化」制度からの排除をはじめとする日本政府の朝鮮学校に対する差別政策の不当性を国連の場で訴え、是正に向けた国際世論を高めるため、オモニたちが立ち上がった。
正義の実現へ広く連帯を
ジュネーブで出会った人々
国連・社会権規約委員会第50回会議の開催期間中、ジュネーブでは日本政府による「高校無償化」からの朝鮮学校除外に異議を唱え、オモニ代表団の活動に連帯を表明する声が多く聞かれた。現地で取材した人々の声を紹介する。
①朝鮮学校除外は明白な差別
平野裕二さん ARC(Action for the Rights of Children)代表
②母親たちの運動に連帯を
ジョゼ・アドリアーセン・スミットさん 対日道義的債務基金(オランダ)ジュネーブ代表
③在日同胞のたたかいを応援
徐世平さん ジュネーブ駐在 朝鮮民主主義人民共和国代表部大使
④教育の権利奪ってはならない
申恵秀さん 社会権規約委員会委員(韓国)
⑤歴史への反省胸に刻み、民族間の和解を
関本克良さん 日本友和会理事