いちがい屋（広島県広島市）

こだわりメニューが満載　同胞たちの憩いの場

推薦者：呉勇進さん

もりそば（関東風つけ麺）はみんなに愛される看板メニュー

いちがい屋　DATA

〒730-0806 広島県広島市中区西十日市町10-13　さわやビル1F
tel:082-294-7333
営業時間：昼11:00～14:30／夜17:00～22:00
定休日：火曜日（祝日の場合は通常営業し、翌日休業）

メニュー　DATA
もりそば（関東風つけ麺）750円、広島つけ麺750円、ネギつけ麺850円、まみれ300円、割り飯180円／発送：もりそば700円、広島つけ麺700円（発送は2人前から）

常連客・呉勇進（以下、呉）1年半前に先代の青商会会長に連れられて来たのがきっかけ。俺はさんざん食べにきたよな。
店主・李敬在（以下、李）最大4日連続で来たやろ。
呉　週5回来た（笑）。
李　そうだ。定休日挟んでの週5回来たな。勇進にはよく味見という名の実験台をやってもらってるね。ちょうど今回の新メニューも食べてもらった。
呉　広島つけ麺ももちろん美味しいけど、関東風つけ麺を食べたことがなかった自分たちにとって温かいスープに太麺っていうのはすごく新鮮だし旨かった。
李　うちは麺もスープも全部自家製。他の店では珍しいメニューも多いからね。同胞たちの要望に応えてオリジナルのメニューを作ることもあるし。一品料理の「まみれ」はもともと同胞のために作ったメニューで注文するのは同胞だけ。あとはお子様セットも置いてあるよ。
呉　「割り飯」も広島ではなかなかないメニュー。食べ終わったもりそばのスープと混ぜて食べるんだけど、素朴なこの味がまた旨い。
李　自分は旧型の朝鮮人なんやろうな、どうしても最後は飯と汁がいる（笑）。それに、スープもこだわりだから捨てるよりは儲けがなくても最後まで味わってほしい。
呉　日本の客も多いけど、ここはやっぱり同級生、青商会の溜まり場だな。
李　平和パレードの日は100％同胞だったよ（笑）。同胞たちの集まりやイベントがあっても俺は店があって出られないから、みんなが来てくれるって感じだね。勇進は青商会でも1人でもよく来るな。
呉　そう。いつも20時くらいに1人で来て、22時の閉店を待ってから敬在と一緒に飲む。
李　うちは麺屋だから基本ボトルキープはしないんだけど、歴代の青商会会長のボトルは置いてある。先々代と、先代と、今の勇進の3本だけ。みんなの大事な役を担ってくれてるのと、愚痴りたい時はいつでもおいでと。
呉　これからもお世話になります（笑）。

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店主の李敬在さん（42、写真左）と 常連の 呉勇進さん（42、右）