第17期青商会中央 金太竜会長インタビュー
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受け継いだバトンを未来へ
青商会17期総会(9月14日、さいたま市)で新会長に選出された 金太竜さん(42)に現在の心境や今後の活動方針などについて聞いた。
●新会長に選出された今のお気持ちはいかがですか?
青商会に対する同胞社会の期待が大きい分、会長としての重責をあらためて感じています。就任後から北海道、広島、愛媛、埼玉、岡山など各地方青商会の総会に足を運んでいます。 私たちは先代の恩恵を受けて育ちました。私自身も洪萬基直前会長をはじめ青商会の先輩方からさまざまな影響を受けました。ルーツや育ってきた環境も含めて多くの人々の助けがあって今の自分があるのではないでしょうか。だから、今度は私たちが義理を果たす番、自分たちの世代がやるしかない、そう思っています。
●9月のウリ民族フォーラム2013in埼玉を見た感想は?
「愛そう! つなげよう! 同じ気持ちで!―創ろう! 我らの力で! 『同胞社会の万豊年!』」をテーマに行われた本フォーラムには開催史上最多の3000人以上が集まりました。第3部の1000人大合唱を見ながら、「現代の同胞社会にも愛族、愛国の先代たちの魂が宿っている」と感じました。観覧した同胞たちも前向きにがんばろうという力をもらったと思います。近年、私たちを取り巻く情勢は厳しい。現状に対する危機意識が高まる一方で、誰かがやってくれるだろうという他人行儀な姿勢も見えます。1世たちは大変な中でも組織や学校、同胞社会を守ってきました。埼玉青商会の精神が他の地域にも波及していくことを願っています。